rinnriの健康日記

健康や栄養、ダイエットについて投稿しています。

一年の中で冬が基礎代謝が高く痩せやすい季節である その理由とは?

こんにちは、凛です。

突然ですが、皆さんは一年の中で痩せやすい時期は、いつ頃からご存知ですか?

 

何もしてなくても大量の汗をかく夏だ、という方は多いでしょう。残念ながら、違います。

実は、太りやすいイメージが強い冬の方が、痩せやすい時期なんです。

 

「えっ、夏じゃないの?」

「冬は脂肪を蓄えやすいから、太りやすいんじゃないの?」と思われるでしょう。

冬の方が痩せやすいのは、ちゃんとした理由があるんです。

 

そこで今回は、

  • 夏より冬の方が痩せやすい理由
  • 冬でも太ってしまう原因
  • 冬痩せを成功させる方法

以上3点について、ご紹介していきます。

 

冬が夏より痩せやすいのは?

夏よりも基礎代謝が高いから

外は気温が低いため、内臓や筋肉を寒さから守るためには、体を燃やしてエネルギーを発生させる必要があります。

 

熱を発生させるには、より多くのエネルギーを必要とするため、自然と基礎代謝も高くなります。

基礎代謝の季節変動について」の資料によると、10月〜1月にかけて上昇していることが分かります。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/seikisho1966/24/1/24_1_3/_pdf

 

基礎代謝とは、何もしなくても1日で消費するエネルギーのこと。つまり、基礎代謝が高いことは、1日に消費するエネルギーも増えるので「太りにくい体」のなる、ということです。

 

一年を通じて冬は、ダイエットに最適な季節だと言えます。

 

冬で太ってしまう原因は?

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とはいえ、冬でも太ってしまった…という方はおられますよね。

その原因は以下の点があげられます。

運動不足

基礎代謝が高くなる季節といっても、暖房に頼り過ぎて体を動かしていないと、基礎代謝は上がりません。特に冬は、雪や路面の凍結による転倒などもあるため、夏よりも運動不足になりやすいです。

 

外で運動するには気合を入れる必要があります。逆に室内だと、どうしても動ける範囲が限られてきます。食事の量は変わらずに動かないでいると、当たり前のことですが、摂取カロリーが消費カロリーより上回ってしまい、太る原因となります。

 

イベントの多さ

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クリスマスや忘年会、新年会などのイベントが盛りだくさん。イベントといえば、食事や飲酒がつきもの。

普段は食べないものが並んでいるから、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。1日2日ならまだしも、数日にわたって続いてしまうと、カロリーオーバーで体重があっという間に増量するのは当たり前です。

 

味付けの濃いものやお餅など、カロリーが高いものばかりなので、気にせず食べていると、あっという間にカロリーオーバーします。

 

冬痩せを成功させる方法

運動を取り入れる

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基礎代謝が高いと言われていても、こまめに体を動かしていないと、意味がありません。摂取カロリーは増えているけど、部屋から一歩も出ない…なんて生活を送っていると、いつの間にか脂肪がついてしまいます。

冬は脂肪がつきやすく、落としやすい時期です。

 

体を動かすのに、特別なことをする必要はありません。ジムに通ったり、宅トレをするのも一つの方法です。

普段からあまり運動をしない人からしたら、体を動かすのは、かなりのストレスが溜まりますよね。なるべく階段を使う、掃除や家事、ちょっとした買い物は歩くなど、意識的に動かすのを心掛けるだけで良いです。

通勤・通学時に、椅子に座らない、一駅分は歩くなど、ちょっとした工夫でも効果は十分にあります。

自分のできる範囲から始めることで、身体を動かす癖を習慣づけていきましょう。

 

カイロで体を温める

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「カイロを貼るだけで痩せられるの!?」と思いますよね。実は、カイロを貼るだけで体温が上がり、代謝アップに繋がるんですよ。

ただ適当に貼ればいいというわけではありません。貼る部位によって、期待できる効果がありますので、ご自身の目的に合わせて貼るようにしましょう。

 

お腹痩せをしたい方は、丹田

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丹田とは、おへそより指3、4本分下がった下腹部。"丹"は不老不死の薬、"田"はこれを産する土地を意味します。貼ると内臓が温められ、冷え性の改善につながります。

冷え性のほかにも、生理痛を和らげる、ウエスト周りがスッキリするなど、女性に嬉しい効果があります。

 

全身痩せをしたい方は、仙骨

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仙骨とは、お尻の割れ目のすぐ上にあります。

実は仙骨は、全体の骨組みを支える「要」でもあります。仙骨の上には背骨が積み重なっており、約5kgもの重さが乗っています。

骨盤の内側には、男性の場合は直腸や前立腺、女性の場合は子宮や卵巣などの臓器が納まっており、体に必要な機能を臓器を守る、重要な役割を持っています。

 

仙骨を温めることで、

  • 眠りの質の改善
  • 生理痛緩和
  • 頻尿改善 など、体の健康にも繋がります。

 

体が健康になるということは、心の安定にもなるということです。

 

食べる順番に気をつける

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食べる順番に気をつけるだけで、ダイエット・健康に効果が期待できます。

運動が苦手な人やあまり食事を変えたくない人でも、今すぐ取り入れることができる方法です。

食物繊維が豊富な野菜やキノコ類→タンパク質が豊富な肉や魚、大豆類→ご飯、パンなどの炭水化物の順番で食べます。

 

最初に食物繊維が豊富な食材を口に入れることで、血糖値の急上昇を抑えます。血糖値が上昇すると、臓器から分泌されるホルモンの一種、"インスリン"が分泌されます。

血糖値を下げる他にも、血中の糖分を脂肪に変えて溜め込む働きがあります。

血糖値が緩やかに上昇するのであれば、特に問題はありません。しかし、急激に血糖値が上昇すると、インスリンが過剰に分泌してしまいます。

「糖質は太る」と言われているのは、糖質を多く含むごはんやパンなどの主食を最初に食べているからです。

糖質の吸収を緩やかにしてくれる食物繊維を先に食べることで、血糖値の急上昇を抑えることができます。

 

食べ過ぎても焦らない

ついつい食べ過ぎてしまったからといって、すぐに太るわけではありません。

私たちが食べたものは、糖(グリコーゲン)として肝臓に蓄えられます。蓄えられる量には限りがあり、限度を超えてしまうと、糖が脂肪に変わり、その期間は2日、48時間かかると言われています。

 

つまり、48時間以内にうまく調節すれば、問題ありません。

「逆に2日もあるんだ」と調節せずに、暴飲暴食し続けていると、当たり前のことですが、脂肪は蓄積されていきます。

かといって、何も食べない、極端に食事量を減らすのはあまりオススメしません。

「低糖質」・「低脂質」・「低塩分」を意識した食事にして、量をいつもより少なめにしましょう。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

あまり痩せやすいイメージがない冬。内臓や筋肉を寒さから守るためには、体を燃やしてエネルギーを作る必要があります。

そのため、消費するエネルギーも多くなるため自然と基礎代謝も高くなります。

 

とはいえ、冬はイベントが盛り沢山。美味しいものを食べて太ってしまった…という方は、食べてから48時間、2日以内にうまく調節すれば問題ないです。

 

夏よりも痩せやすい冬、運動や食事管理を行うことで、痩せやすい身体に一歩近づけることができます。

 

ご覧いただきありがとうございます。