rinnriの健康日記

健康や栄養、ダイエットについて投稿しています。

【辛い冷え性を改善したい方に】原因とおすすめの対策についてご紹介

皆さんこんにちは凛です。

男性よりも女性に多い「冷え」。手足やお腹、全身など、人によって部位は違います。

朝晩寒くなる時期、冷え性の人にとっては、たまったもんじゃありません。ただ、気温が低くて冷たくなる程度なら、温めれば良いだけの話です。

しかし、四六時中冷えているのなら、それは完全に「冷え性」の症状です。辛い冷え、今からできる改善策があれば心強いですよね。

 

そこで今回は冷え性の原因と、おすすめの対策について、ご紹介していきます。

 

冷え性の原因

①運動不足

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学生の頃は、部活動で運動不足になる人は少なかったのではないでしょうか。社会人になって、10代の頃よりも体を動かす時間が減った今、2何もしなければ20代をピークに、筋肉量は減っていきます。

筋肉には物を持ち上げる、身体を動かすなどの力を発揮する他にも、重要な働きがあります。

それは、私達の身体の熱を作ることです。筋肉は"天然カイロ"と呼ばれるほど、重要な器官であります。

男性よりも女性の方が筋肉がつきにいため、熱を作ることが苦手です。

 

痩せて理想の身体を手に入れたいからといって、無理な食事制限や筋トレをせずに有酸素運動ばっかりしていると、筋肉量が減り冷え性へとまっしぐら。

筋肉量が減るということは、基礎代謝の低下を意味します。

基礎代謝の低下は、体内で熱を作ることが難しく、摂取した栄養をエネルギーに変える効率が悪いと言われています。

基礎代謝が低いと、太りやすいだけでなく、冷えの原因にもなります。基礎代謝を上げる方法の一つとして、運動で筋肉量を増やすことです。ウォーキングやランニングばかりしている人は、スクワットや腕立て伏せなどの筋トレを取り入れて、筋肉量を増やす必要があります。

 

②自律神経の乱れ

自律神経とは、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするのに必要な神経。

この神経は、私たちの意思に関係なく24時間休むことなく働き続けています。

自律神経が乱れると、体温をコントロールすることができなくなり、冷えの原因になります。

 

冷房や暖房をガンガンに効かせている室内との温暖差が激しくなるため、自律神経の機能が乱れます。

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夏でも冷え性なのは、冷房がきいた部屋から一気に30度以上の屋外へ出るからです。

 

③食生活の乱れ

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冷たい飲み物やファーストフード、スナック菓子など、偏った食事ばかりしていると、栄養不足に陥り、冷えの原因となります。

 

特に血液がドロドロの人は、脂っこい食事や糖質が多い食事を続けていると、血液中の悪玉コレステロールが増え、ドロドロの血になります。

 

サラサラの血よりも流れは悪くなるため、細胞に酸素や栄養が十分に行き渡らなくなります。熱の生産性が弱くなり、冷え性へと一歩近付いていきます。

 

④喫煙

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身体にメリットが一切ない喫煙、タバコは血管を収縮させるので、血液の流れが悪くなります。

たばこには約4,300種類の化学物質、約1,000種類のガス成分が含まれています。うち約70種類は発がん性物質があります。

 

その中でも有名なのが、ニコチン、タール、一酸化炭素と呼ばれる「3大有害物質」です。

タバコがなかなかやめられないのは、依存症を引き起こす原因でもあるニコチン。

依存度は麻薬に匹敵する程です。吸えば吸うほど依存度は高くなり、己の意思とは関係なくタバコを吸いたくなります。

タバコを吸わない人には理解できませんが、イライラや不安な気持ちを解消するために、タバコを吸う喫煙者もいます。

 

ニコチンには、タバコを依存させるだけでなく血管を収縮させる作用があります。

冷えの他にも、心筋梗塞脳卒中狭心症を引き起こす原因にもなります。

 

冷え性を防ぐためには

【食事】

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冷えを和らげるには、日々の食事が大切。そのためには、血行を良くする食べ物を食べるようにしましょう。

特に身体を温める働きを助けてくれるビタミン類の中でも、E、B1、Cがオススメです。

 

ビタミンEが多い食材

とうがらし、ウナギ、アーモンド、アボカド、抹茶、調製豆乳、豚ロースかつなど

ビタミンB1が多い食材

玄米、豚肉、大豆、チーズ、緑黄色野菜、牛乳など

ビタミンCが多い食材

赤ピーマン、黄ピーマン、ブロッコリー、キウイ、イチゴ、かぼちゃ、じゃがいもなど

 

【運動】

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筋肉が少ない人は、運動で筋肉量を増やす必要があり、筋トレがオススメです。

筋トレをすると、ムキムキになるから嫌‼︎と避けている人はいるでしょう。

ちょっとやそっとで、筋肉なんか付くわけありません。

筋トレをすることで、

  • 基礎代謝アップで太りにくい体に
  • 美しい姿勢をキープ
  • 肩こり・むくみ・冷えの改善
  • ストレス解消 などの効果が期待できます。

 

鍛えるなら、大きい筋肉"胸・背中・脚"がオススメです。全身バランスよく鍛えるのも大切ですが、中でも下半身の筋肉を積極的に鍛えるようにしましょう。全身の筋肉のうち下半身は、60〜70%もの割合を占めています。

つまり、下半身の筋肉を鍛えることで、全身の60〜70%も鍛えられるということです。

下半身の中でも、太ももの裏側にある筋肉"ハムストリングス"は、積極的に筋トレをしないと鍛えることは難しい部位です。

オススメの脚トレは、スクワット。

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正しいフォームで行わないと、腰や膝を痛めることになります。始める前に、正しいフォームを覚えてから行うようにしましょう。

 

【スクワットの正しいフォーム】

  1. 脚は肩幅より広く、つま先はやや外側に向ける。
  2. 胸を張り背筋を伸ばす。
  3. 膝が90度になるまで下げる。
  4. そのまま上がる。
  5. この動作を3セット10〜15回を目安に行う。

 

【注意点】

  • 下げるとき、膝は内側に向けると膝を痛めてしまうので、つま先と同じ方向になるように下げる。
  • 膝は爪先より出ない、立ち上がる時は絶対にお尻とお腹、太ももで立ち上がる。
  • 腰は反らない。

 

【入浴】

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入浴には、冷えた身体を温めるだけでなく、血行を促し代謝を高めてくれます。

温度は38〜40°くらいのぬるめのお湯に15〜20分くらいかけて、身体の芯から温めます。

中には、「寒いんだから熱めのお湯の方が、早く体が温まるのでは?」と思われるでしょう。いきなり40°以上のお湯に浸かると、体温を下げようと働き、湯冷めしてしまいます。

温めるのなら、身体の芯まで温まりたいですよね。適温でもある38〜40°にして、ゆっくりと身体を温めていきましょう。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

冷えは血液がドロドロになって、酸素や栄養が身体の隅々まで運ばれなくなってしまいます。

 

運動や食事、入浴など、普段の生活を見直すだけで冷え対策になります。今からしっかり対策して、少しずつ改善していきましょう。

 

ご覧いただきありがとうございます。