rinnriの健康日記

健康や栄養、ダイエットについて投稿しています。

【水だけ生活は危険!?】水ダイエットで気をつけるべきポイントとは?

皆さんこんにちは凛です。

水を飲むことで、身体に嬉しい効果が期待できる水ダイエットをご存知でしょうか?

体内で溜まった毒素を排出してくれたり、腸内で硬まった便をスムーズにしてくれる、むくみ解消などの効果が期待できます。

 

水を飲むだけなので、誰でも簡単にできると思いますが、実は水ダイエットを行う上で、気をつけなければいけないことがあります。

 

今回は、水ダイエットで気をつけるべき点と、オススメの水についてご紹介していきます。

 

今回の記事におすすめの方

  • これからダイエットを始めようと考えている
  • 水ダイエットについて知りたい
  • 美容・健康効果が期待できる方法を知りたい

 

【目次】

  • 水ダイエットとは?
  • 水ダイエットで気をつけること
  • 水ダイエットのやり方
  • ダイエットにおすすめの水は?
  • まとめ

 

水ダイエットとは?

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水ダイエットはその名の通り、水を飲むことでむくみや便秘解消、基礎代謝を上げるなど、身体に良い影響を与えてくれるダイエット方法です。

性別や年齢で差はありますが、私たちの身体のほとんどは水で出来ています。

体内の水分が不足すると、脱水量によって症状が変わります。

【水分減少量・主な症状】

  • 2% 喉の渇き
  • 3% 強い渇き、食欲不振
  • 4% イライラ、疲労困ぱい、尿量の減少と濃縮
  • 5% 頭痛
  • 8〜10% 痙攣、身体動揺
  • 20%以上 無尿、死亡

 

2%以上になると喉の渇き以外にも、体調が悪くなったり、運動パフォーマンスが低下します。20%以上になると無尿や死亡など、最悪の事態になってしまいます。

 

さらに代謝も落ちるので、同じ食事量でも体重が増えたり、脂肪が燃焼しにくい体になってしまいます。

体がむくんだり、便秘になりやすくなるなど、痩せにくく太りやすい体になるので、こまめに水分補給する必要があります。

 

水自体カロリーはないので、沢山飲んでも問題ありません。とはいえ、水ばかり飲んでいると、胃液が薄まって消化不良を起こしてしまいます。

食べ物を消化する働きが抑制されるので、便秘や下痢の原因になってしまうことも。

水は飲みすぎてもよくないので、飲み過ぎには注意しましょう。

 

水ダイエットで気をつけること

水ダイエットのやり方を説明する前に、これだけは言います。

 

食事を一切摂らず、3食水だけは止めてください!!

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水ダイエットだけではありません。◯◯だけダイエットなど、特定の物を食べるだけダイエット方法にも言えることです。

 

極端に食事を抜いている人やダイエットの正しい知識を持ってない人が、絶対にやってしまうからです。

たしかに、水だけにすれば体重は落ちますが、ダイエットをする上でやってはいけない方法です。私たちが生きていく上で必要な栄養素を摂ることができないからです。

ダイエットを成功させるためには、食生活を見直すことです。

たんぱく質や脂質、炭水化物など、私たちが生きていく上で必要な栄養素を摂らず、3食水だけにしていると、待っているのは「リバウンドや体調不良」です。

 

摂取カロリーが基礎代謝以下の日々を送っていると、「このままじゃ倒れる‼︎消費エネルギーを抑えないと」と、体が省エネモードになります。

 

省エネモードになった体の状態でダイエットをやめると、どうなりますか?

消費カロリーが減っているので、ダイエット前と同じ食事をすると、あっという間に元の体重かそれ以上になります。

 

水ダイエットを行う際は、食事を水に置き換えるのではなく、普段の食事や生活にプラスして、摂取するようにしましょう。

 

水ダイエットのやり方

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基本的に、喉が渇いたときに飲むようにしましょう。

一回に飲む水の量はコップ一杯程度です。

身体が水分を吸収できる量は、1回につき200〜250mlです。それ以上の量を飲んでしまうと、水分が身体に吸収されることなく、尿として排出します。

飲むときは一気に飲むのではなく、こまめに水分補給しましょう。

喉が渇いた時に飲む以外にも、

  • 起床
  • 食前
  • 就寝前
  • 汗をかいたとき 

などにも飲むようにしましょう。

 

【起床】

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私たちは寝ている間にも、汗をかきます。

その量は500mlですが、失った水分量を一度に摂取する必要はありません。

一度に吸収できる水分量は、200〜250mlまでなので、失った分の量を一度に摂っても、吸収できなかった分は尿として排出されるからです。

ですので、朝起きた時に飲む水の量は、コップ一杯で十分です。

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朝に水を飲むことで、まだ動いていない腸を目覚めさせます。水分を摂ることで、硬い便が柔らかくなり、便秘改善にも繋がります。

他にも血液循環が良くなったり、自律神経のバランスが整うなど、体に良い影響を与えてくれます。

 

【食前】

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食前に水を飲むことで、食事量を抑えてくれるので、過食を防ぐことができます。

食前に水を飲むことで胃液が薄まり、過剰な食欲を抑えることができるからです。食事制限によりストレスが溜まり、ドカ食いをしている方は、食べ過ぎ防止に役立ちます。

 

じゃあ、食事中は水分を摂ってはいけないの?と思われるでしょう。

健康のことを考えると、食事中の水分補給はあまりおすすめしません。

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食事で食べた物を消化する時に、胃酸の力を借りています。水を飲んでしまうと、胃酸が薄まってしまい、消化に時間がかかります。

消化に時間がかかればかかるほど、胃は必死に消化しようと働くので、胃への負担が大きくなってしまいます。

 

それでも食事中に水分を摂りたい場合は、「コップ一杯程度」に抑えときましょう。

 

【就寝前】

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夜、寝る前に水分を補給しないと、睡眠の質が低下しやすくなります。

寝ている間に失われる水分量は500ml、体重の1〜2%は減少しており、軽い脱水症状が始まります。

寝る前の水分補給は、睡眠の質を高めてくれるだけでなく、美容や健康維持にも多くのメリットがあります。

 

寝る前の水分補給をすることで、

などの効果が期待できます。

 

【汗をかいたとき】

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運動中はもちろん、夏の暑い日など、汗として失われた水分を補給することは大切です。とはいえ、失った汗の分を補おうと大量に摂取すると、「水中毒」になる可能性があります。

 

水中毒とは、水分を大量に摂取することで血液中の塩分(ナトリウム)の濃度が低下しており、体内の水分がナトリウムに比べて著しく増加した状態。

ナトリウムが低下すると、以下の症状が起こります。

  • めまい
  • 頻尿
  • 下痢
  • 浮腫
  • 頭痛 など

 

水中毒にならないためにも、汗で失った水分と塩分を一緒に摂る必要があります。

 

オススメなのが、水と塩分と糖分をバランスよく含んだ経口補水液です。

経口補水液は一般的なスポーツドリンクよりも電解質濃度が高く、糖濃度は低くなっています。

通常の水分補給ならスポーツドリンクで問題はないのですが、軽度〜中程度の脱水症になると、経口補水液が適しています。