【サウナはダイエットに効果あり】その理由と入浴時のNG行動について紹介
皆さんこんにちは凛です。
運動や食事制限が辛い・・・けど、痩せたい
ダイエットは一朝一夕で成功するものではありません。
ダイエットを長続きさせるには、いかにストレスをあまり溜めさせないかどうかです。
そこでおすすめなのが「サウナ」。
サウナには、ダイエット効果が期待できると言われてますが、間違った入り方をしていると、命に関わることがあります。
今回はサウナで期待できる効果と、やってはいけない行動について、ご紹介していきます。
サウナで痩せる理由
血行が良くなり、代謝が上がるから
サウナで痩せると言われている一番の理由は、「血行が良くなる」からです。
血行が悪いと、食事で摂取した栄養分が身体の隅々まで行き届かず、老廃物が蓄積されていきます。
肩こりやむくみ、生理不順、代謝が悪くなり太りやすい体になるなど。
サウナは80〜90℃の熱気浴。サウナの温度刺激で自律神経の調整力を高め、血行を良くします。
心拍数が増え、自然と心臓の血液拍出量が増加し、酸素や栄養が全身に隅々まで供給されます。
血行が良くなると、
冷えや肩こりなどの体調不良
くすみやシワなどの肌トラブルの改善
便秘やむくみの解消
などの効果が期待でき、体の内側から健康になれます。
HSP(ヒートショックプロテイン)が増加
サウナに入ってHSPを増加させるか〜 pic.twitter.com/0apqnLAtOb
— ゆるふわ無職 (@yrfwmsk) July 14, 2021
HSP(ヒートショックプロテイン)とは、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質のこと。
どんなタンパクでも傷害部位を見つけ、修復してくれます。
HSPはヒートショック、体が熱によるストレスが加わることで、体内で作られる量が増加します。熱ストレスだけでなく、どんなストレスでも作られるので別名「ストレス・タンパク」とも呼ばれています。
【HSPに期待できる効果】
免疫力アップ
疲れにくい身体を作る
NK細胞を活性化
美肌効果
サウナ入浴のNG行動
休憩なしでサウナ入浴を繰り返す
サウナに入ると個人差はありますが、500mlもの水分が抜けます。サウナに入った後は、十分な水分補給をする必要があります。
水分補給・休憩なしで繰り返し入浴すると、血液が悪くなり、熱中症になりやすくなったり、血液の粘り気が出てきます。
血液の粘り気で血管が詰まると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしてしまう可能性があります。
サウナから出て水分補給をした後は、なるべく刺激の少ない「外気浴」が最適です。
外気浴とは、水風呂の後に外気に当たりながら、身体を冷ますこと。
外気浴を行う場合、夏よりも冬の方が難易度が高いです。冬は気温が低いので、より体温を奪われてしまいます。
ご自身の体調と相談しながら、休憩を挟みつつ、こまめな水分補給をすることを、おすすめします。
飲酒後にサウナに入る
お酒を飲んだ後のサウナは、非常に危険です。
アルコールは血管を拡張させる作用があり、一時的に血圧を低下させます。サウナもアルコールと同じ作用があるため、飲酒後にサウナに入ると、二重の効果により、さらに血圧が下がってしまう可能性があります。
血圧が下がり過ぎると、サウナの中で意識を失う可能性があります。
サウナは低いところで70〜80℃、高いところで90℃くらいもあります。
高温環境の中、意識を失って長時間滞在すると、重症な熱中症、場合によっては命の危険も生じてきます。
サウナで長時間ひな壇の上で横になっている人は、非常に危険な行為になります。
入浴直後に水風呂に入る
夏の夜に急死したうちの父がこればっかりしてた。毎晩日帰り温泉行って。あとクーラーつけない人だった。
— ましもん@かえで薬局(気象病とか自律神経とか漢方相談する薬剤師) (@shinsei_kaede) August 4, 2021
持病ある人。特に血圧急に高くなったりしてる人はサウナ→水風呂やりすぎないで。暑い夜は適度に空調つけて!冗談抜きで命に関わる。 https://t.co/5a76BFnZwm
サウナから出て、いきなり水風呂に入る人はおられるでしょう。それは、自分で「ヒートショック」を作り出しています。
ヒートショックとは、急激な温度差により血圧が大きく変動し、心臓に負担をかけます。
ヒートショックの主な原因は、家の中の温度差にあります。特に真冬は、暖房設備がある場所とない場所の温度差は、10℃を超えると言われています。
熱い湯船から出て寒い脱衣所に移動する、入浴行動の中で血圧は大きく変動します。
健康で若い人なら耐えられるかもしれませんが、高齢者や不整脈や高血圧、糖尿病などの持病がある人は、ヒートショックになりやすいです。
このヒートショックは、自宅だけでなくサウナからの水風呂でも起きます。
サウナで温めた身体を、水風呂の強烈な寒冷刺激で、血管が急激に収縮し、血圧は50mmHg以上も急上昇します。
この数値は、脳卒中や心筋梗塞だけでなく、不整脈や脈が遅くなる「徐脈」になる恐れがあります。
サウナで限界まで入り続けたすぐ後に、水風呂に入ることを習慣化している人もいますが、命に関わる危険な行為です。
水風呂に入る場合は、ドボンといきなり入るのではなく、「かけ湯」ならぬ「かけ水」をしてから入るようにしましょう。
まずは手足の末端から手桶などで少しずつ水をかけ、体を十分に慣らすようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サウナはダイエット効果だけでなく、肌トラブルの改善、冷えや肩こりの体調不良の改善など、美容や健康にも効果があります。
間違ったやり方で入浴すると、命の危険に関わります。
サウナ後の1時間は重い食事は控え、果物や甘味類など、胃腸に負担をかけないものを少しつまむくらいにしましょう。
十分な休憩と水分補給を行い、体の内側から健康になっていきましょう。
ご覧いただきありがとうございます。