やり方次第では太る原因に!!さつまいもダイエットで失敗しない方法
みなさんこんにちは、凛です。
天ぷらや和菓子、洋菓子など、いろんな調理法があるさつまいも。美味しく頂くことができるので、飽きがきませんよね。
栄養が豊富に含まれており、ダイエットにも効果がある、さつまいもダイエットというダイエット方法で、さつまいもを食べて痩せた人も実際にいます。
甘くて美味しいさつまいもを、食べながら痩せる事ができるなんて、甘いものやスイーツ好きな人には、たまらないでしょう。
痩せる人もいる中、さつまいもを食べて太ってしまった、と言う人もいます。
太ってしまうのには、ちゃんとした理由があるのです。
今回はさつまいもで太ってしまった原因と、太りにくい食べ方について、ご紹介していきます。
【目次】
- さつまいもダイエットとは?
- さつまいもダイエットで失敗する理由
- 理由① 食べ過ぎ
- 理由② 調理方法
- 理由③ 摂取するタイミング
- 太りにくい食べ方
- そのまま食べる
- 皮ごと食べる
- よく噛む
- タンパク質と一緒に食べる
- まとめ
さつまいもダイエットとは?
その名のとおり、さつまいもを使ったダイエットです。
主食であるお米やパン、麺類をさつまいもに置き換えるだけなので、誰でもすぐに始めることができます。
さつまいもダイエットは、韓国から始まったダイエット方法で、「コグマ(韓国語でさつまいも)ダイエット」と呼ばれています。
スレンダー美女集団の少女時代のメンバー・ソヒョンさんや、国民的女優のスジさんをはじめ、女優・俳優・ミスコリアなどの有名人が取り組み、成功したことで日本にも注目をびるようになりました。
さつまいもダイエットで失敗する理由
理由① 食べ過ぎ
さつまいもに限らず、全ての食材を摂り過ぎてしまうと、失敗するのは当たり前です。
たしかにさつまいもは、お菓子でも使用されるくらい甘くて美味しいので、ついつい止まらなくなってしまいますよね。
さつまいもは、栄養が豊富に含まれており、美肌効果や便秘解消など、身体に嬉しい効果があります。
さつまいも100gあたりのカロリーが126kcalと、芋類の中では高カロリーです。ご飯、パン、麺類と比較すると低めですが、だからといって摂り過ぎはNG。
さつまいもを摂り過ぎると、太ってしまうだけでなく、便秘になってしまう事があります。
さつまいもには、便秘解消に良いといわれている食物繊維が含まれているからです。食べ過ぎなければ、便秘解消に効果はあります。
さつまいも以外の食物繊維が含まれている食材も、同じように摂り過ぎてしまうと、かえって下痢になってしまうので、食べ過ぎには気をつけましょう。
理由② 調理方法
焼き芋・天ぷら・大学芋・スイートポテトなど、さつまいもはいろんな調理法で美味しく頂けるので、飽きることがありません。
天ぷらや大学芋、スイートポテトを作る時、油やバター、卵、砂糖などの調味料が必要になってきます。
少量なら、そこまで気にする必要はないのですが、多用してしまうと、高カロリーになってしまいます。
調理をする際、調味料のカロリーにも気をつけましょう。
理由③ 摂取するタイミング
食べる時間帯で推奨されているのは、朝〜日中です。
夜中、特に午後10時〜深夜2時は時計遺伝子と呼ばれる、BMAL1(ビーマルワン)の分泌が最も多くなる時間帯です。
BMAL1とは、体内時計を司っている時計遺伝子で、食べたものを脂肪に蓄える働きを持っています。
簡単に言うと、BMAL1の分泌が多い時間帯に食べると脂肪になりやすく、逆に少ない時間帯に食べると、脂肪になりにくいということです。
午後10時〜深夜2時の間に食事をされると、脂肪を蓄えやすくなってしまいます。遅くても午後9時までには、食事を済ませるようにしましょう。
逆に、BMAL1の分泌が最も少ない時間帯が、おやつの時間と言われている「午後3時前後」となっています。
もちろん食べ過ぎは良くありませんが、この時間帯が1日の中で食べても、太りにくいと言われています。
朝・昼以外に、午後3時前後のおやつに食べるのもいいかもしれません。
太りにくい食べ方
【そのまま食べる】
食材だけでなく、砂糖や牛乳、片栗粉などの調味料を使用すると、その分カロリーも増えます。
調味料を一切使用しないと、さつまいもだけのカロリーになるので、調味料の重さを計って計算、と面倒な作業も省く事ができます。
さつまいも自体甘いので、調味料を加えなくても、美味しく頂くことができます。
おすすめの調理法は、
- 焼く
- 茹でる
- 蒸す
の3つです。
【皮ごと食べる】
実はさつまいもの皮には、生活習慣病や老化の予防に高い作用がある「アントシアニン」と、ダイエットに効果のある「クロロゲン酸」、カルシウムや食物繊維などの栄養素が、たっぷり含まれています。
人参の皮やキャベツの芯のように、ついつい捨ててしまいがちな部分にも、栄養が含まれているので、栄養をしっかりと摂りたいのなら、皮ごと食べるのをおすすめします。
買ったさつまいもに芽がついていると、「毒があるのでは」と思う人がほとんどでしょう。
同じ芋類であるじゃがいもの芽は、天然毒素の一種であるソラニンやチャコニンが含まれています。
もし食べてしまうと、吐き気やおう吐、下痢などの症状が出るので、じゃがいもの芽はきれいに取り除くしかありません。
さつまいもをはじめとした、長芋や里芋の芽には、じゃがいもの芽のような毒は含まれていないので、そのまま食べる事ができます。
【よく噛む】
「早食いは太る」は、誰もが聞いたことはありますよね。同じ食事をしていても、早食いの人が血糖値が急上昇するからです。
急に上がった血糖値を抑えるために、インスリンの分泌が増えます。実はこのインスリンは、血中の糖分を脂肪に変える働きがあります。
血糖値が緩やかに上昇するのなら、問題はないのですが、急激に血糖値が上昇すると、インスリンが過剰に分泌され、体に脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。
さつまいもには、食物繊維が含まれており、しっかり噛まないと喉に詰まらせてしまいます。
さつまいもに限らず、食物繊維を含む野菜や穀類などは、自然と噛む回数が増えるます。
満腹感が得やすくなるだけでなく、早食いや食べ過ぎを防いでくれます。
【タンパク質と一緒に食べる】
さつまいもにはタンパク質が少ないので、肉や魚、乳製品など、タンパク質を多く含む食材と組み合わせると良いです。
タンパク質は、三大栄養素の中でも脂肪を燃焼させる栄養素として、重要な役割を持っています。
タンパク質が足りていないと、基礎代謝が低下し、太りやすい身体になってしまいます。
タンパク質を多く含む食材と組み合わせる事で、タンパク質を補い、太りにくい身体のベースとなる基礎代謝を維持してくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したさつまいもダイエットに限らず、全てのダイエットにおいて、食べ過ぎは必ず失敗します。
食べ過ぎはもちろん、さつまいもだけ食べていると、栄養が偏ってしまうので、普段の食生活を見直す必要があります。
さつまいもだけでなく、他の食材も組み合わせて自分が目標とする身体に近づけていきましょう。
ご覧いただきありがとうございます。