rinnriの健康日記

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16時間断食中に飲んでも良い飲み物と避けるべき飲み物についてご紹介

16時間断食(ファスティング)ダイエットとは、疲労した内臓を休ませることを目的としており、美容や健康、ダイエットに効果があります。

 

16時間は何も食べず、8時間は食べても良いというシンプルなルール。

誰でも簡単にできるダイエット方法なのですが、ファスティングには飲んでもいい飲みものと避けるべき飲み物があることをご存知ですか?

今回は、ファスティング中に飲んでも良い飲み物と避けるべき飲み物について、ご紹介します。

 

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【目次】

  1. 具なし味噌汁
  2. たんぽぽコーヒー
  3. 白湯
  4. 甘酒
  5. スムージー
  1. コーヒー
  2. アルコール
  3. 牛乳
  4. プロテイン
  • まとめ

 

断食中に飲んでもいい飲み物

【具なし味噌汁】

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誰もが、一度は飲んだことがある味噌汁は、ファスティング後の回復食としても知られています。

味噌は、たんぱく質はもちろん、炭水化物や必須アミノ酸8種類、ビタミンやミネラル、食物繊維など含まれています。

 

味噌の原料である大豆を発酵させたものが味噌で、発酵させるとアミノ酸やビタミン類がさらに多く生成されます。

味噌汁を飲むと、胃がんの発生リスクが下がる、乳がん予防などの効果が期待されています。

 

味噌汁に使用する具材によっては、内臓に負担をかけてしまうので、具は入れない味噌汁にしましょう。

 

【たんぽぽコーヒー】

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たんぽぽコーヒーは別名"たんぽぽ茶"とも呼ばれており、たんぽぽの根の部分を使用しています。

名前にコーヒーとついていますが、コーヒー豆は使用されていませんが、風味や味は、コーヒー豆で作ったコーヒーに、近いと言われています。

たんぽぽの根を焙煎して作っているので、コーヒーのようにカフェインは入っていません。

ノンカフェインなので、ファスティング中や小さいお子さん、妊娠・授乳期の女性の方でも飲むことができます。

 

【たんぽぽコーヒーに期待できる効果】

むくみ改善

たんぽぽの根には、強い利尿作用があるため、身体に溜まった余計な分を排出してくれます。

血液の循環をよくする作用もあるので、血行を良くし、身体を温めてくれるので、冷え性改善にも効果があります。

 

腸内環境の改善

腸内環境が悪いと、腸の動きが低下し、下痢や便秘が起きやすくなったり、おならやゲップが出やすくなります。

 

腸内環境が悪くなる原因の一つが「食事」です。

たんぽぽには、食物繊維の一種であるイヌリンが含まれています。

イヌリンは、腸内において善玉菌の格好のエサとなり、その増殖をサポートするので、お腹の調子を整えてくれます。

 

ホルモンバランスを整える

たんぽぽコーヒーに含まれる成分に、女性が妊娠や出産するときに重要なホルモンエストロゲンの分泌を促す働きを持っています。

 

エストロゲンは、女性の美と健康に大きな影響を及ぼすホルモンでもあります。

女性特有の丸みを帯びたカラダをつくったり、妊娠の継続を助ける、基礎体温を上昇させるなどの役割を持っています。

 

エストロゲンがうまく分泌されないと、月経不順や無月経などの不調が起きてしまいます。

 

貧血予防

たんぽぽコーヒーに使用している、根っこの部分は鉄分が多く、栄養成分が多い部分でもあります。

妊婦さんの貧血対策にも効果があります。

妊娠中はお腹の赤ちゃんに、優先的に鉄分が送られます。母体にはなかなか十分な量の鉄分がまわってこないので、妊娠中に貧血になりやすいのです。

鉄分は体内に吸収されにくい栄養素なので、過剰に摂取してしまうと、お腹がゆるくなってしまうので、適量を守って飲みましょう。

 

【白湯】

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飲むだけで、身体に嬉しい効果が期待できると言われている白湯、美容や健康に気を遣う人なら、よく飲む人が多いでしょう。

白湯には、

  1. 冷え性改善
  2. 肩こり・腰痛の緩和
  3. 便秘解消
  4. デトックス
  5. ダイエット

などの効果が期待できます。

 

【白湯の作り方】

  • 鍋に水を入れて蓋をして、強火にして一煮立ちさせます。
  • 蓋を取り、中火で15分程沸かします。
  • カップに注いで、50℃まで下げたら完成です。

 

白湯は熱々で飲むのではなく、人肌より少し高めの50℃前後に、冷やしてから飲むようにしましょう。

 

身体に良いからといって、飲み過ぎもNG。

飲み過ぎてしまうと、むくみの原因になるため、一日700〜800mlぐらいを目安にしましょう。

 

【甘酒】

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別名「飲む点滴」と呼ばれている、美容や健康に良いとされている甘酒。

甘酒には2種類あります。

麹菌の発酵によって作られた"米麹甘酒"と、酒粕を水で溶き、砂糖を加えた"酒粕甘酒"です。

前者は原則としてアルコールは含まれていないので、未成年の方でも飲むことはできます。後者は微量ですが、アルコールが含まれているので、未成年の方は飲むことはできません。

 

「飲む点滴」と呼ばれているのが前者"米麹甘酒"です。

米麹甘酒は、たんぱく質代謝やビタミンB群、必須アミノ酸が含まれています。胃腸に負担をかけることなく、栄養を摂取することができるので、ファスティングでも飲んでも良い飲み物と言われています。

健康に良いとされている甘酒ですが、100gあたりのカロリーが81kcal、糖質が17.9gと、決して低いわけではありません。飲み過ぎには気をつけましょう。

 

 

【甘酒に期待できる効果】

ダイエットサポート

甘酒には、ビタミンB群やアミノ酸など、身体の代謝をサポートしてくれる栄養素が含まれています。

疲労回復の鍵を握るビタミンB群と、筋肉を作る上で重要なアミノ酸を補うことで、基礎代謝を上げることができます。

 

甘酒に含まれているビタミンB群とアミノ酸の含有量は多いわけではありません。しかし、甘酒を飲むことにより、補うことができます。

 

腸内環境を整える

甘酒は麹菌を用いて発酵しているので、納豆やヨーグルトと同じ発酵食品の仲間。

発酵食品には、乳酸菌などの善玉菌が多く含まれています。甘酒には、善玉菌のエサとなるオリゴ糖もたっぷり含まれています。

飲み続けることで、悪玉菌の割合が減り、腸内環境の改善に効果があります。

 

【スムージー

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野菜や果物を丸ごと使っているので、栄養価が高く、美容や健康、ダイエットに効果的です。

スムージー胃腸に負担をかけずにビタミンを効率よく摂取することができます。

 

スムージーならどれでもいいというわけではありません。16時間断食を行う場合、果糖の多い果物は減らし、葉物野菜や無糖のヨーグルトにする必要があります。

 

断食中は、小松菜やほうれん草など、葉物野菜をメインにしたグリーンスムージーがおすすめです。

グリーンスムージーは、食物繊維がたっぷり含まれている野菜を使用しているので、便秘解消に効果があります。

 

避けるべき飲み物

【コーヒー】

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コーヒーなどのカフェインが含まれている飲み物は、利尿作用だけでなく、脂肪分解作用、運動前に飲むと筋肉の働きを促すなど、ダイエットに効果的です。

16時間断食に飲んでしまうと、カフェインの覚醒作用が強すぎて頭痛や腹痛など、体調不良になる人もいます。

特に断食明けは、胃が何も入っていない空っぽの状態なので、カフェインが含まれている飲み物を飲むと、かえって気持ち悪くなってしまいます。

胃が弱っているところに、コーヒーのような刺激が強い飲み物は、避けるようにしましょう。

 

【アルコール】

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お酒を1杯も飲んではダメ、というわけではなく、大量のアルコール摂取は避けた方が良いです。

お酒好きの人が我慢するのは、難しいでしょう。とはいえ、お酒を大量に飲むと、満腹中枢が麻痺してしまい、食欲が増し、必要以上の量を摂ってしまいます。

さらに、エネルギーを燃焼する際にアルコールが障害となり、せっかくのダイエットの効果が激減してしまいます。

 

一生お酒を飲まないで生活するのは、難しいですよね。1日に1〜2杯程度に抑えておきましょう。もちろん8時間以内に飲むことが条件です。

お酒を飲むのなら、低糖質のものを選ぶといいでしょう。

【飲んでもいいお酒】

  • 焼酎やジン
  • 麦芽だけで作られたシンプルなビール
  • ワインは赤よりも白を選ぶ 

 

【牛乳】

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カルシウムなど、栄養価の高い牛乳ですが、16時間断食には避けた方が良いと言われています。

コップ1杯(200ml)のカロリーが142kcalと意外と高く、糖質は10.3gもあります。空腹時に牛乳を飲むと、脂肪を蓄える働きがあるインスリンが分泌されます。

日本人は、乳糖を分解する消化酵素を持たない人が多く、日本人の体に牛乳は合わないと言われています。

空腹時に飲むと、胃腸に負担をかけてしまう可能性があるので、ファスティング中は、避けるべき飲み物です。

 

プロテイン

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ファスティングをすると筋肉量が落ちてしまうため、プロテインで補おうとする人はいるでしょう。

絶対飲んではいけないわけではありませんが、あまりオススメはしません。

プロテインを飲むと、タンパク質を分解しようと内臓が働き始めてしまうからです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回、16時間断食をする上で、飲んでも良い飲み物と避けるべき飲み物についてご紹介しました。

どのダイエット方法にもいえることですが、正しいやり方で取り組んでいけば、結果は出てきます。

もちろん合う、合わないは人によって違います。

ダイエットを始める前に、正しいやり方を覚えてから始めていきましょう‼︎

 

ご覧いただきありがとうございます。