メープルシロップは太る?栄養成分と一日の目安量についてご紹介
皆さんこんにちは凛です。
パンケーキにかけるイメージが強いメープルシロップですが、実は栄養が豊富に含まれているスーパーフードだということを、ご存知ですか?
カルシウムやマグネシウム、ビタミンB1、B2、亜鉛などの栄養が含まれており、美容や健康に効果的です。
メープルシロップは、ほとんどが糖質です。
糖質は太る、と思い避けていませんか?
今回はメープルシロップの
- 栄養成分
- ダイエットに向いているのか?
以上の2点についてご紹介していきます。
メープルシロップって何?
メープルシロップは、主にカナダの南東部にあるサトウカエデの樹木から出る樹液を、煮詰めて作った天然由来の甘味料。
キシリトールやエリスリトール、スクラロースなど、化学的に合成されて作られた人工甘味料と違い、化学添加物を一切使用していません。
添加物の中には、発がん性、急性毒性による臓器に障害をもたらすなど、人体に影響を及ぼすものがあります。
メープルシロップは、自然界に存在する天然由来の甘味料なので、添加物について心配している人も、安心して食べることができます。
メープルシロップに含まれている栄養成分
メープルシロップには、日本人に不足しがちなカルシウムやマグネシウム、余分なナトリウムを排出するカリウムなど、ミネラル類が多く含まれています。
100gあたりの栄養成分
- エネルギー:257kcal
- たんぱく質:0.1g
- 脂質:0g
- 炭水化物:66.3g
- ナトリウム:1mg
- カルシウム:75mg
- マグネシウム:18mg
- マンガン:2.01mg
- 亜鉛:1.5mg
- ビタミンB1:微量
- ビタミンB2:0.02mg
- ナイアシン:微量
【カルシウム】
カルシウムは、ミネラルの中でも体内に最も多く含まれる栄養素で、体重の約1〜2%を占めています。
チーズやヨーグルトなどの乳製品はもちろん、大豆製品や魚介類にも含まれています。
骨や歯の材料になるだけでなく、心肺の機能を正常に保つ、抗アレルギー作用など、すべての生命活動の中心的役割を果たしています。
普段の食事で足りない時は、メープルシロップを摂取するだけで、足りないカルシウムを少しだけ、補ってくれます。メープルシロップだけで、一日分のカルシウムを摂取するのは難しいです。
あくまで、足りない栄養素をサポートしてくれる程度にしておきましょう。
【カリウム】
私たちの体に必要なミネラルの一種で、むくみ改善に必要な栄養素。体内に溜まってしまった余分な水分を、排出してくれます。
カリウムが過剰摂取することはまれではあるが不足すると、
- 脱力感
- 食欲不振
- 不整脈
などの症状が起こります。
【亜鉛】
亜鉛は成人の体内に約2g存在しています。
体内で作ることができない「必須アミノ酸」の一つであり、食事から摂取する必要があります。
亜鉛はタンパク質を多く含む肉、魚介、大豆製品などの食品に含まれています。
亜鉛には、
- 味覚を正常に保つ
- 生活習慣病予防
- 免疫力アップ
- 髪や肌の健康維持
などの役割を持っており、私たちの健康を支えるのに欠かせません。
【マグネシウム】
マグネシウムはカルシウムと同じ、骨の健康を支えるために欠かせない栄養素。体内に約25g存在しており、その半分は骨の中にあります。
長期にわたって、マグネシウムが不足していると、骨粗鬆症になる可能性があります。
ちょっとした段差でこけただけで骨折するなど、骨密度の減少で骨が弱くなることで、起こる病気です。
マグネシウムには、
- ダイエット効果
- 2型糖尿病のリスク低下
などの効果があります。
【マンガン】
マンガンは、肝臓・すい臓・毛髪・血液中に含まれており、その量は男女ともに約10mgです。
骨の発育に必要なミネラルの一種で、脂質代謝、生殖能、耐糖能などに関与しています。
メープルシロップはダイエット向き?
栄養が高いメープルシロップですが、ほとんどが糖質です。
100gあたり66.3gも含まれており、あまりダイエット向きではないのでは?と思われますよね。
どの食材にも言えますが、
食べすぎなければ問題ありません‼︎
これを食べれば絶対に太らない‼︎
と、聞いたことありますか?
ないですよね。
メープルシロップ大さじ1杯(21g)あたり、約54kcalです。チロルチョコ1個分と同じカロリーになります。
もしメープルシロップを取り入れるなら、大さじ1杯程度を目安にすると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
メープルシロップは、栄養が多く含まれています。カロリーのほとんどは、糖質です。
一日に100gも摂取していると、痩せるどころか、リバウンドしてしまうかもしれません。
とはいえ、我慢のしすぎは良くないです。摂取するのなら、大さじ1杯程度を目安にしましょう。
ご覧いただきありがとうございます。