rinnriの健康日記

健康や栄養、ダイエットについて投稿しています。

野菜不足に野菜ジュースはおすすめ?野菜との違いと注意点についてご紹介

野菜不足は、美容・健康の大敵です。

厚生労働省が定めている、1日に必要な野菜量は350g。

スーパーに行くと、野菜の種類にもよりますが、高いモノがあるため、毎日自炊するのは厳しい人もいるのではないですか?

 

野菜不足を補う方法として、野菜ジュースがあります。1日分の野菜、48種の濃い野菜、野菜果物ミックスなど、色んな種類があります。

そこまで値段は高くないので、普段から愛用されている方はおられるのではないでしょうか。

 

今回は、

  • 野菜ジュースは野菜がわりになるのか?
  • 野菜ジュースの注意点

以上2点について、ご紹介していきます。

 

野菜ジュースと野菜の違い

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ズバリ「ビタミン類と食物繊維の量」です。

ビタミン類は、熱に弱く水に溶けやすいので、減る割合が高いです。特に、ビタミンB群やビタミンCなどは、野菜をジュースにする過程で減少します。

そのため、生野菜と比べて摂取できる量が、大幅にダウンしてしまいます。

野菜ジュースの成分表に記載されている食物繊維は、ほとんどが"水溶性食物繊維"です。

水に溶けない食物繊維、"不溶性食物繊維"は、加工する際に出てくる野菜の絞りカスに多く含まれています。

絞りカスは、そのまま廃棄されてしまうため、野菜ジュースに表示されている食物繊維は、水溶性食物繊維となります。

 

便秘・下痢の改善には、食物繊維は必要です。水溶性・不溶性、どちらもバランス良く摂取する必要があるので、野菜ジュースだけでは、全ての栄養を補い切れるわけではありません。

 

じゃあ、野菜ジュースは飲む意味ないの?

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と、疑問を持たれるでしょうが、それは違います。

熱に弱い栄養素もあれば、熱に強い栄養素もあります。熱を加えることで、吸収がよい成分も存在しているのも事実です。

ビタミンには水に溶けやすく熱に弱い"水溶性ビタミン"と水に溶けにくく熱に強い"脂溶性ビタミン"の2種類あります。

 

野菜ジュースにすることで、効率的に栄養が摂れるのも事実。野菜ジュースはあくまでも、足りない栄養を補うサポートくらいに、考えておきましょう。

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野菜ジュースの注意点

飲みすぎない

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飲むだけで手軽に栄養補給できますが、飲み過ぎには注意です。野菜だけのジュースでは、あまりの苦さに呑まない人が多いです。

私も何年か前に一度だけ、果物なし100%野菜だけのジュースを飲んだことがあります。野菜好きならそこまで苦手と感じることはないのかもしれません。私は、そこまで野菜大好き人間ではないので、飲んだ瞬間、あまりの苦さで何度吐きそうになったことか…。

小さいお子さんでも飲みやすいように、砂糖や塩分、果物など、甘味のついた製品が売られています。

 

水やお茶のようにガブガブ飲んでいると、カロリーオーバー、糖質の摂りすぎで太ってしまいます。もし、ダイエット目的で飲むのであれば、コップ1〜2杯程度にしておきましょう。

 

22時以降には飲まない

野菜ジュースの中には、カロリーが高いものもあります。食事にも言えることですが、22時以降に摂取すると、太ってしまう可能性があるので、遅くても22時前には済ませるようにしましょう。

「BMAL1(ビーマルワン)」という人間の遺伝子に結合している、タンパク質に関係があります。

BMAL1は、脂肪を溜め込むための酵素を増やす役割を持っており、その時間帯が22時〜午前2時頃がピーク。

この時間帯に飲んだり食べたりすることで、脂肪が溜め込みやすいため、結果太りやすくなるというわけです。

また日中と比べて活動量が少ないため、消費するエネルギーも少なくなります。

もし、夜遅くに飲む場合は、糖質オフのものを選びましょう。

 

野菜ジュースだけで済ませない

たしかに、野菜ジュースは飲むだけで、栄養が補給できます。しかし、野菜ジュースだけでは、必要な栄養素を全て補いきれません。

1日に必要な野菜量は350g、これは厚生労働省が推奨している量です。

 

加工で失ってしまう栄養素のことも考えると、野菜ジュースだけで1日に必要な量を摂取するのは難しいです。

 

さらに野菜ジュースは、噛むという行為がないため、顔の筋肉や顎の力を弱めてしまいます。

実は「噛む」ことは、脳や身体にとって、とても大切な働きを持っており、顔のしわやたるみ、二重顎の改善、虫歯・認知症予防などの効果があります。

口内に炎症もなく、健康的な方は、足りない分を補うサポートアイテム程度にしておきましょう。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

 

手軽に入手できるため、普段から飲まれている方は多いのではないでしょうか。

先ほど述べたように、野菜ジュースだけでは、必要な栄養素を補うことは難しいです。1本あたり15g前後あたりの糖質量を含んでいるので、飲み過ぎは注意。

 

一日にコップ1〜2杯、200mlを目安にしておきましょう。

日々の生活で足りない部分を補うものとして、野菜ジュースは強い味方です。

 

ご覧いただきありがとうございます。