間違った知識や無理なダイエットは失敗の原因に!?成功するための方法とは
皆さんこんにちは凛です。
ダイエットをしていて、食べ物への誘惑が勝てずに失敗したことはありませんか?
また、辛い運動や食事制限を続けるのがしんどい…、その辛さから逃れるために暴飲暴食してリバウンドしてしまった。
中々体重が減らないことへの苛立ちから諦めてしまった、と言う人はおられますよね。
そこで今回は、
- 何故、失敗するのか
- 失敗しないためには
以上、2点についてご紹介していきます。
【目次】
ダイエットとは?
"ダイエット=痩せること"思っていませんか?
dietを英語で訳すと、
- 食べ物、食事
- 食生活、食習慣
- (治療・体重調節のための)規定食、特別食 という意味です。
日本では痩せるために運動をしていますよね。海外では、痩せるための運動はダイエットとは言いません。
英語訳の中で”運動”という単語が出ていませんよね。
つまり皆さんが考えているダイエットの意味は、関係がないということです。
ダイエットで失敗する理由
極端な食事制限
短期で結果を出したいからと言って、極端な食事制限をしていませんか。
それは最悪な選択です。極端な食事制限をしていると、痩せにくく太りやすい体になります。
痩せるためには何も食べないのが一番ですが、正しいやり方で行わないと、身体だけでなく精神面にも影響を与えます。
心身ともに大きく変化する第2次性徴期に無理なダイエットをしてしまうと、将来の妊娠・出産に悪影響「低栄養」を与えます。
思春期は生涯を通じて骨密度をつくる唯一の時期です。
その時期に無理なダイエットをしてしまうと、骨密度が充分に増えることなく高齢期を迎え、骨粗しょう症になる可能性が高くなります。
健康的に痩せたいなら、
- こまめに水分補給
- 緩くやる
- PFCバランスを考えた食事
- 食べ順を守る
- 週に2~3回は運動を行う
目標を高く設定しすぎている
ダイエットを成功させるために目標を設定することは大切です。
大事なのは”計画の立て方”です。
「1ヶ月で10kg落とす!」
「1日1000kcal以下にする」
など、非現実的な目標を立てていると、心身ともにかかる負担が大きいです。
目標を立てるなら現実的に可能な目標を立てるようにしましょう。
体重をもとに戻さないためには、”1ヶ月に現在の体重の5%”になります。
それ以上落ちている場合、筋肉量、水分量の不足のどちらかが落ちている可能性が高いです。
自分で決めず、他人任せにしている
結論から言います。自分から考えず、他力本願していると一生痩せません。仮に痩せたとしてもリバウンド→ダイエットのいたちごっこになります。
他人からああしろ、こうしろと言われるがままやっていては、長続きしません。
考えてみてください。
学校の授業、宿題やりたくないと思ったことはありませんか?
「義務だから~」「受けないと単位が~」と仕方なくやっていましたよね。
ダイエットも同じです。食事内容や運動すべて他人任せにしていると、途中で挫折してやめてしまいます。
ダイエットを始めるうえで大切なのが”本人の意思”です。周りがいくら頑張っても本人にやる気が見られないようなら、やる価値がありません。
私の場合、”今やらないと一生後悔する”という意思で、食事や運動をしています。
「ダイエット=イベント」と考えている
ダイエットは一時的なものだと考えていませんか?
厳しい食制限やつらい運動、たしかに続けていけば痩せます。それはあくまで”続けば”の話です。
そういったダイエットは長続きしません。
プロに任せている間は「怒られないように」「お金がもったいないから」とモチベーションも保てます。
結果が出て、期間が終わった後はどうでしょう。徹底的な管理から解放された後、元の食習慣に戻ってしまえばリバウンドして、今までの努力が水の泡です。
ダイエットは一時的なものではなく、一生続けるものです。
間違った知識
サラダだけを食べる、好きなものをひたすら我慢する、水だけ飲むなど、間違った知識でダイエットをしていませんか。そのやり方は間違っています。
”サラダ=ヘルシー”と思っていませんか?野菜の中には糖質が多いものもあります。
かぼちゃや漬物(みそ漬、福神漬)、れんこんなど。
野菜ばかり食べていると、筋肉や内臓、肌、髪、爪などを作る栄養素”タンパク質”が圧倒的に不足してしまいます。
たんぱく質が不足すると、筋力低下、疲れやすくなる、太りやすくなるなどの症状が起こります。
ダイエット成功のためには、”筋肉量を増やし、代謝を高めること”です。
また、太るからといって自分の好きなものを我慢し続けるのは、よくありません。
お菓子、アルコール、揚げ物など、ダイエットに良い影響を与えるとは言えません。それはあくまで”食べ過ぎてしまった場合”です。
一日に食べる量を決めて守っておけば、太ることはありません。
ダイエットで失敗しないためには
自身の摂取カロリーの目安を知る
ダイエットを始める前に自身の摂取カロリーを知る必要があります。
1日に必要なカロリーは、本人の体型や年齢、基礎代謝基準値、活動量のレベルにより異なります。
成人男性は2200±200Kcal、成人女性は1400~2000Kcal程度が目安です。
あくまで目安なので、正確な摂取カロリーを把握しておきたいならアプリを使用してみましょう。
アプリを使用したからと言って、痩せるわけではありません。ダイエットを成功させるためのサポートアイテムとしておきましょう。
私がおすすめするアプリは”FatSecertのカロリーカウンター”です。
こちらのアプリはコンマ1g単位での計測が可能。登録されたことがない食べ物がなくても近いものがあれば代用できます。
いちいち電卓でカロリー計算する必要がありません。
無料でこのクオリティなので、私自身重宝しています。
食物繊維を摂る
食物繊維はヒトの消化酵素で消化されない成分。タンパク質や脂質、糖質のようにエネルギー源にならないため、栄養がないと言われていました。
しかし、食物繊維は「第六の栄養素」と言われるほど重要な役割を果たしています。
お腹の調子を整えてくれる「整腸作用」、血糖値が急激に上昇するのを抑えてくれる、血中のコレステロール濃度を下げてくれるなど、腸内環境の改善や生活習慣予防をしてくれます。
通常の食事で不足することはありません。サプリで利用するとカルシウムやマグネシウムなど、他の栄養素の吸収を妨げる、お腹が緩くなるなどの可能性があります。
普段の食事にきのこやこんにゃくなど、食物繊維を多く含む食事にすることで腹持ちもよく、食べ過ぎ防止にも繋がります。
自分に合ったやり方を見つける
断食、ケトジェニック、バナナダイエットなど、ダイエットには色んな種類があります。そのため、選択肢も多くどれが自分に合うダイエットなのか分からなくなります。
ダイエットの基本的なやり方は大きく分けて2つあります。
摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やすかです。
ダイエットは実際にやってみないと、合っているのかどうか分かりません。
筋トレを行った場合、目に見える変化を実感できるまで約2ヶ月かかります。
体重だけを減らすなら1週間で減る人もいますよね。それは体内の水分量が減るからです。糖質には水分と結びつく性質を持っています。
エネルギーとして利用されなかった糖質は、肝臓や骨格筋にグリコーゲンとして著上されます。このグリコーゲンがその質量の3~4倍も水分と結びつく性質を持っています。
糖質制限をすると、体内の水分量も減るので当然体重も減ります。
まずは3か月行って、何も変化が出ないようであれば他の方法も試してみましょう。
絶対に無理しない
ダイエットで重要なのが”無理しない”ことです。
別に痩せていないのに、今以上に痩せないといけない「痩せ願望」強いと「拒食症」や「過食症」を招く可能性があります。
無理なダイエットをしないためには、
- バランスの良い食事
- 適度な運動
- 良質な睡眠
- 痩せることへの執着は持たない
最後に
いかがでしたでしょうか。
ダイエットで失敗する理由は、極端な食事制限や他人任せ、間違った知識で行っていることです。
心身ともに負担のかかるダイエットは長続きしません。
10代の多感な時期に無理なダイエットを行ってしまうと、将来に悪影響を与えてしまいます。
失敗しないためには、自分に合うやり方で無理しない、痩せることへの執着は持たない、週に2~3回の適度な運動です。
この記事を読んで自分に当てはまっているのなら今一度、生活習慣を見直してみましょう。
ご覧いただきありがとうございます。