和菓子と洋菓子で太るのはどっち?ダイエット中でも太らない食べ方について紹介‼︎
「ダイエット中でも、おやつは食べたい‼︎」
「でも、甘いものを食べる・・・」
和菓子や洋菓子などの甘いものが好きな人にとって、我慢するのはストレスでしょう。
そこで今回は、和菓子と洋菓子の違いやダイエット中でも、太らない食べ方についてご紹介していきます。
【目次】
- 和菓子と洋菓子の違い
- ダイエットで太りやすいのは?
- 太らない食べ方①おやつの時間に食べる
- 太らない食べ方②1日200kcal以内まで
- 太らない食べ方③自分で作る
- まとめ
和菓子と洋菓子の違い
【和菓子】
穀類・豆類・砂糖・デンプン・水などが主な原料です。
和菓子は、植物性の材料を多く使用しています。脂質が低く洋菓子に比べて、低カロリーのお菓子です。
季節の花や動物などをモチーフにしたものもあり、味だけでなく見た目も楽しめるようになっています。
代表的な和菓子
- お饅頭
- 大福
- 金平糖
- どら焼き
など
【洋菓子】
主な原料は、卵・砂糖・小麦粉・牛乳・バターなどで、動物性の材料を多く使用しており、脂質が高いです。
やさしい甘さが特徴の和菓子と違い、バターや生クリームなどの乳製品が多く使われているため、しっかりとした甘さが特徴です。
代表的な洋菓子
- バウムクーヘン
- クッキー
- パンケーキ
など
ダイエットで太りやすいのは?
結論から言うと、
どちらも太ります。
「これを食べておけば、太らない‼︎」
そんな魔法みたいな言葉は、存在しません。
ただ、あえて言うなら、洋菓子よりも「和菓子の方が、太りやすい」です。
何故、和菓子が太りやすいの?
それは、「GI値」に関係があります。
GI値とは、食後血糖値の上昇を示す座標のことで、「Glycemic Index(グライセミック・インデックス)」の略。
GI値が高い食材を食べると、血糖値が上昇し、低い食材を食べると、血糖値は緩やかに上昇します。
血糖値が上昇すると、すい臓から分泌される「インスリン」というホルモンが働きます。
インスリンは、体内で分解されたブドウ糖を体を動かすために血液中に送り、エネルギー源として利用します。
他にも余ったブドウ糖を脂肪に換えて、体内に溜め込む働きもあります。
高GI値の食材を食べると、血糖値が急上昇し、体に脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。
最初に野菜から食べると良いと言われているのは、「野菜は食物繊維が豊富で、低GI値食材」だからです。
人参やかぼちゃ、じゃかいもなどの根菜類は野菜の中でも高GI値です。
だからといって、避けるのはよくありません。
根菜類は食物繊維が多く、糖質量が少ないです。他にもビタミンやミネラルなどの栄養素も含まれているので、ダイエットや健康的な体作りには、欠かすことができません。
GI値(100gあたり)
お菓子のGI値一覧|太りやすいor太りにくいスイーツとは?から引用
基本的に和菓子は洋菓子と比べると、高GI値であることが分かります。
「じゃあ、ダイエット中は和菓子は食べてはいけないの?」
いいえ、そういうわけではありません。
たしかに高GI値でありますが、食べ方さえ工夫すれば、食べても太ることはありません。
太らない食べ方①おやつの時間に食べる
おやつの時間といえば、「15時」。小さい頃、15時に食べていた人は多いですよね。
実は、14〜15時が、1日の中でも太りにくいと言われています。
なぜ、この時間は太りにくいのか?それは、体の中にある「BMAL1」というたんぱく質に関係があります。
BMAL1(ビーマルワン)とは、脳(Brain)と筋肉(Muscle)で時計遺伝子(Arnt)のような働き(Like)で、初めて(1st)見つかったタンパク質のことで、肥満遺伝子の一つとも言われています。
とはいえ、あまり聞き慣れない言葉ですよね。
BMAL1は、夜10時〜朝の6時まで活発に活動して、積極的に脂肪を体内に溜め込もうとします。
「余計なことをしないで‼︎」
と思われる方は多いでしょう。しかしこれは、ヒトが生き延びるために仕組まれたプログラムなのです。
今みたいに、お店に行けば食料が買えたわけではありません。いつ、食料が不足するか、そんな生活を長い間強いられてきました。
そのため昔の人は、狩猟を終えた就寝時に、エネルギーを蓄積するように作られています。それが、夜10時〜朝の6時までの時間帯となっています。
逆にBMAL1が少なくなる時間が「14〜15時ごろ」おやつの時間です。
他にも、体温の上昇で、一般的に15時〜18時の間が1日の中で、1番体温が高くなる時間帯でもあります。
体温が1度上がると、代謝は13%上昇すると言われています。つまり、カロリー消費の多く、代謝の良い時間帯とも言えます。
太らない食べ方②1日200kcal以内まで
実際に私も間食するときは、「1日200kcal以内」を守っています。
通常の食事+間食をする場合、総摂取カロリーがオーバーしてしまえば、意味がありません。
1日200kcal以内の間食なら、あまりストレスを感じることもなく、無理なく続けることができます。
【200kcal以内で食べられるおやつ】
- シュークリーム
35g・・・80kcal
80g・・・200kcal
- ベイクドチーズケーキ(80g)・・・180kcal
- ワッフル(カスタード:55g)・・・120kcal
- クッキー(小:10g)・・・50kcal
- クッキー(大:30g)・・・150kcal
- おはぎ・・・160kcal
- 栗まんじゅう(40g)・・・120kcal
- 黒かりんとう(5本)・・・130kcal
洋菓子・和菓子のカロリー 一覧 / 洋菓子・和菓子のカロリー / カロリー 一覧から引用
逆に制限しすぎてしまうと、ストレスの原因となり、逆にリバウンドしてしまう可能性があります。
「あまり再現したくない‼︎」
「ダイエットでも、好きなもの食べたい‼︎」
と言う方は、1日に全部食べるのではなく、何日かに分けて食べるなどの方法があります。
例えば、ショートケーキ(90g)を半分にすれば、310kcalが155kcalまで抑えることができます。
とはいえ、カロリーばかり気にしてしまっては、逆に食べることに対して罪悪感を感じてしまうでしょう。
あくまで、目安程度にしておくといいでしょう。
太らない食べ方③自分で作る
「これ食べたら太る・・・」
「我慢しないと・・・」
と、罪悪感を感じながら食べていませんか?
YouTubeやクックパッドなどでは、「ヘルシー手作りお菓子レシピ」がたくさん載っています。
普段料理をしない人でも簡単にできるレシピを、ご紹介します。
【豆腐で作る‼︎とうふもちの作り方】
一般的に餅の原料には、もち米やうるち米などを用いられます。
豆腐に変えることで、かなりカロリーを抑えることができます。
材料
- 絹ごし豆腐 200g
- 片栗粉 大さじ4
- グラニュー糖 大さじ1.5
トッピング(お好みで)
- きな粉
作り方
- ボウルに絹ごし豆腐、片栗粉、グラニュー糖を入れて混ぜます。
- 電子レンジ(600W)で1分30秒ほどラップをせずに、加熱します。
- 取り出し、一度混ぜます。
- 混ぜた後、電子レンジで1分ほどラップをせずに加熱して混ぜます。(※)
- 取り出した後、よく練り混ぜます。
- 冷水につけ、丸め、きな粉をお好みでかけます。
(※)2回目加熱した後に、粘り気がなかった場合、30秒ほど加熱しましょう。
【小麦粉・たまご不使用‼︎たんぱく質たっぷりのクッキー】
一般的にクッキーの原材料は、小麦粉・砂糖・卵・ショートニングなど。
こちらのクッキーは、小麦粉・卵を一切使用していないので、アレルギーの人でも、安心して食べることができます。
材料(20個分)
- おからパウダー 20g
- 大豆粉 30g
- 米油 40g
- きび糖 20g
- 豆乳 10cc
- 塩 ひとつまみ
作り方
- 材料を全てボウルに入れ、混ぜます。
- 混ぜたら20等分にして丸めます。
- 170度に余熱したオーブンで18〜20分ほど焼きます。
- あら熱が取れたら完成です。
小麦粉も卵も使わないたんぱく質クッキー by ptoqnoie 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが348万品
まとめ
- 和菓子は高GI値のため、太りやすい
- 14〜15時の間がおやつを食べても太りにくい時間帯である
- 1日200kcal以内を目安にする
いかがでしたでしょうか。
今回は、和菓子と洋菓子の違い、太らない食べ方についてご紹介しました。和菓子は高GI値ですが、食べ過ぎなければ、太ることはありません。
ダイエット中でも食べたいときは、今回の記事を参考にしてみてください。
おやつをうまく取り入れて、ストレスなく理想のスタイルを目指していきましょう‼︎