ダイエットや健康に強い味方!?鴨肉のカロリーと栄養についてご紹介
ダイエット中、「ご飯抜かないと‼︎」「1日でも早く痩せるためには、食べたらダメだ‼︎」と、無理な食事制限はしてないでしょうか?
過度なダイエットは、逆に太りやすい体になってしまいます。
どうせなら、楽しく続けたいですよね?
今回は、美味しく食べて、健康的に痩せることができる鴨肉についてご紹介していきます。
【目次】
- 鴨肉はダイエットや健康に強い味方!?
- 鴨肉に含まれている栄養素
- 【ビタミンB群】
- 【ミネラル】
- 【不飽和脂肪酸】
- まとめ
鴨肉はダイエットや健康に強い味方!?
鴨肉は一見脂っぽく、ダイエットに向いてないかもしれませんが、実はコレステロールが少ない不飽和脂肪酸や鉄分が多く含まれています。
コレステロールが高い(特にLDL(悪玉)コレステロール値)と、脂質異常症のことを指します。動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす可能性があります。
肉類(特に肩ロースやサーロイン、バラ)は脂肪も多く、コレステロールを増やす飽和脂肪酸が多く含まれています。
鴨肉は脂がたっぷり乗っているが、コレステロールの値を下げてくれます。さらに、油の溶ける温度が低く、体温より低い24〜30度で溶けるため、体内に蓄積されることはありません。
鴨肉のカロリー
100gあたり
128kcal
タンパク質:23.6g
脂質:3g
炭水化物:0.1g
合鴨のカロリー
100gあたり
333kcal
タンパク質:14.2g
脂質:29g
炭水化物:0.1g
合鴨とは、野生のマガモとアヒルとの交雑交配種。鴨肉に比べると、脂身が多く、食べ過ぎには注意‼︎
鴨肉に含まれている栄養
- ビタミンB群
- ミネラル
- 不飽和脂肪酸
【ビタミンB群】
ビタミンB群とは、ビタミンB1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチンの計8種類を指します。
私たちが生きるためのエネルギーを作るのに欠かせない栄養素です。
ビタミンB群は、互いに助け合いながら働いているため、複数のビタミンB群を一緒に摂る形が望ましいです。
ビタミンB群は別名代謝ビタミンとも呼ばれ、私たちが生きる為に必要なエネルギー源を作るのに必須です。
普段の食事で不足することはありませんが、実はかなりの数の潜在的欠乏者が存在します。
不足すると・・・
などの症状が起きます。
鴨肉には、ビタミンB1・B2を含めたビタミンB群の栄養が豊富に含まれています。
そのため鴨肉には、疲労回復に効果があります。
【鴨肉100gあたりのビタミンB群含有量】
【ビタミンB群に多く含まれている食品】
肉や魚、野菜など、色々な食品に含まれています。
- 豚ヒレ
- 豚・牛・鶏レバー
- うなぎ
- 納豆
- 枝豆
など
【ミネラル】
鴨肉は、ミネラルの中でも鉄分が豊富に含まれています。
女性は、元々鉄の貯蔵が男性よりも少ないです。その上月経もあります。
偏った食事+月経、さらに出ていく鉄分が多いため、たやすく鉄欠乏性貧血になってしまいます。
鉄分が不足すると・・・
- 疲れやすい
- すぐに息切れが起きる
- 顔色が悪くなる
- めまいや立ちくらみが起こる
- 爪が薄く割れやすくなる
- 氷を大量に食べる
- 老け顔になる
など
鴨肉は、鉄分が100gあたり4.3mg(鶏肉の6倍)も含まれているため、貧血気味な女性には嬉しい限りです。
【鴨肉100gあたりのミネラル含有量】
【鉄分が多く含まれている食品】
鉄分には、ヘム鉄と非ヘム鉄があります。
ヘム鉄は吸収率が高く、非ヘム鉄は吸収率が低いです。
ヘム鉄(吸収率が23〜25%)
- 牛・豚・鶏レバー
- 牛ヒレ肉
- カツオ
- 赤貝
- あさり
非ヘム鉄(吸収率が5%程度)
※非ヘム鉄は、良質なたんぱく質(肉や魚)やビタミンC(パプリカ、ピーマン、キウイフルーツやオレンジなど)を多く含む食品と一緒に摂ることで、吸収率が上がります。
逆に食事中・後のコーヒーや紅茶、緑茶の大量摂取は吸収を阻害してしまいます。大量摂取は避けましょう。
- 菜の花
- ほしひじき
- 納豆
- 小松菜
など
【不飽和脂肪酸】
鴨肉には、血中のコレステロール値を低下させる不飽和脂肪酸が含まれています。
脂肪酸には、飽和脂肪酸・一価不飽和脂肪酸・多価不飽和脂肪酸の3種に分けられます。
飽和脂肪酸は、コレステロールの値を増やす脂肪酸に対し、一価・多価不飽和脂肪酸は、コレステロールの値を下げる働きがあります。
【鴨肉100gあたりの脂肪酸含有量】
鴨肉の脂肪は、ほかの肉類と比べて不飽和脂肪酸の含有量が多いです。血液をサラサラにしてくれるため、動脈硬化や高血圧などの生活習慣
良いとされています。
【不飽和脂肪酸が多く含まれている食品】
- 大豆油、菜種油、オリーブオイルなどの油
- 鯖、さんま、いわしなどの青魚
- アボカド
- くるみやアーモンドなどの種実類
まとめ
いかがでしたでしょうか。
鴨肉は他のお肉と比べて、不飽和脂肪酸が多く含まれているため、ダイエットはもちろん、健康にも気をつけている方にとって嬉しい限りです。
鉄分も多く含まれているため、貧血気味の方や女性にも強い味方です。
ただし、合鴨となるとカロリーは高くなるため、食べ過ぎには気をつけましょう。