卵の殻に白っぽい色と赤っぽい色がある理由とは〜栄養との違いとは?〜
スーパーでよく見かける卵ですが、白っぽい色と赤っぽい色の2種類の殻があるかと思います。
赤い方が高級感があって、栄養も高いと思いがちですが、本当にそう思いますか?
実は、
赤い方が栄養価が高い‼︎!、なんてことはありません。
では何故、殻の色が違う卵があるのか?今回は、その謎を紐解いていきたいと思います。
卵の殻の色はニワトリの品種で決まる!?
白玉は、白色レグホン(ホワイトレグホン)、黒色ミルノカなど
赤玉は、ロードアイランドレッド、ボリスブラウン、会津地鶏など
中には、ピンク色をした卵の殻があるかと思います。ピンク色の羽をしたニワトリなんて、見たことないかと思います。
赤玉も、濃い色や、薄い色の卵があります。
その理由は、
ニワトリの飼育環境に関係しています‼︎
とはいえ、飼育環境に関係するといっても、白は無色です。色を変えるような品種改良を進めない限り、色が変わることはありません。
卵の殻の濃さは、日の当たる場所で生活している時間によって変わります。
ピンク色の卵=明るい場所で生活していたニワトリ
濃い色の卵=暗い場所で生活していたニワトリ
と、いうことになります。
Q:白い卵のより濃い色の卵の方が栄養が高そうだけど、実際はどうなのでしょうか?
A:同一の条件下で育てられた場合、栄養の違いはありません
食べている餌の量だけならそこまで栄養価に変わりはありません。
ただ、食べている餌の質で栄養に変化はあります。
高級卵 雲仙たまご 40個入り
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ニワトリ、えさ、水、鮮度にこだわりを持ち、その他の細部にもこだわっている卵です。
ニワトリは、日本で育種改良されています。
えさは、ビタミンの約500〜1000倍にも相当するといわれているアスタキサンチンなどニワトリに良いものだけを与えています。
水も、雲仙岳のふもとに湧き出る水で育てているため、臭みのない卵が出来ます。
このように、栄養価が高い卵は、エサはもちろん、飼育環境などにもこだわっていることが分かります。
今回の記事をまとめますと、
- 卵の殻の色は、白色レグホン、ロードアイランドレッドなど、鶏の品種で決まる
- 殻の色の濃さ、日の当たる場所で生活してる時間によって変わる
- 食べているエサの量ではなく、食べるエサの質で卵の栄養に違いがある
いかがでしたでしょうか。今回は、卵の殻の色の違いの理由とその栄養についてご紹介しました。
卵自体、ほとんどの栄養がバランスよく含まれているため、参考程度に読んでいただけたらなと思います。